延命寺 寺とパソコン
＜VOL.75＞
とりあえずマックで
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相変わらずコンピューターウィルスが流行っているが、特徴はマイクロソフト社製のソフトで広まるものが格段に多い、ということと最近の傾向としては感染したパソコンに被害を与えるというよりも他のパソコンに影響を与えるものが多いということである。特にメールソフトに感染するものは宛名に載っている相手にウィルスを勝手に送るだけで、感染したパソコンにすぐ分かるような痕跡を残さないものもある。
ウィルス付きメールを送られた相手に指摘されて始めて感染に気が付く場合も多いようだ。
特定のメールソフトに感染するものが多いと分かっているのだから、このメールソフトを使っているということは「もはや単なる被害者ではなく、潜在的加害者だ。」とまでいう人もいる。他にメールソフトが無いのならばやむを得ないが、メールソフトは他にもたくさんあるのである。
そしてウィンドウズを使わなくても他にも基本ソフトはある。私がいつも言っている「パソコンはウィンドウズもマックも超漢字も使おう」というのはここでも有効である。特にインターネットは利用者が皆善意で使っている、という事を前提とした設計だそうだから、悪意あるものに狙われやすいソフトは出来るだけ使うべきではない。もちろんウィンドウズとインターネットエクスプローラーの利用を前提としたホームページもたくさんあるが、マックとネットスケープを使っていては全く利用できない、というものは少ない。
動画を多用したところはウィンドウズでも新しいパソコンでなければ利用が困難な場合もある。ほんの一部のためにウィンドウズで、最新のパソコンで、一番高価なものを、などと考えていてはいくらお金があっても持たない。そうまでしてインターネットを利用しなくてもテレビやラジオで十分だ、という気がしないでもない。
もちろんマックや超漢字ならウィルスは関係ないかというとそんなことはない。ただ今のところ危険性はかなり低くなる。ウィルス対策に自信が持てるまでは「とりあえずマック」でインターネットを利用する事をお勧めする。ウィンドウズはインターネットとかかわりの無いところで利用すればいいのである。
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・パソコンに未来はあるか
・とりあえずマックで
・理想(?)のソフト
・レイアウトはレイアウトで
・メールはケータイ、ウェブはパソコン
・病院雑話
・ウェブに保存
・パソコンは時の運?
・パソコンなしの情報学習
・何を今更HTMLメール
・パソコンは強者の味方
・病院雑話２
・パソコン雑話
・パソコンは融通無視
・ドラッグとオチ
・音無しいパソコンはどこに
・最終回 パソコンやめようか
